「食べる」という快楽

「また過食してしまった」

わたしは食べることでストレス、疲れ、モヤモヤ、苛立ちといった、精神的な負担を取りのぞこうとする癖が10年以上ある。

精神科で診断されたわけではないが、呼び名を短くするために個人的に「過食」や「過食癖」と呼んでいる。

どのくらいの頻度で過食するのかというと、

中学時代は、毎食のように。むしろ食べることが生きる目的だった。

高校時代、夜は欠かさずに。

大学時代、我慢の限界を達したときに。

現在は年齢を重ねるごとに右肩下がりになり、月に10回以下は確実。

多くても月4〜5回だろうか。

回数が減ったといっても、まったくゼロではない。

つい数日前もやってしまい、「罪悪感」に浸りながらこの記事を書いているところだ。

過食をするときは、いつも炭水化物ばかり食べる。

・安い
・簡単に満腹になれる
・食べた後に幸せな気持ちになれる

このような理由から、つい選んでしまう。

数日前はパスタを食べた。

リスクを抑えようと、気持ちばかり野菜やきのこを入れて食物繊維を足し、トッピングに納豆をのせた。

これでは普通の食事と思われるかもしれないが、量はボウルにてんこ盛り。

しかもこれは、食前の準備運動のようなものだ。

パスタを茹でている8分間、いつものように「食べたい」と「食べたら太る」の両方の気持ちに挟まれていた。

そんな中、熱湯の中でグラグラしているパスタをみつめる。

そこで思い浮かんだのは、「食事」と「快楽」の2つの単語だった。

この2つの単語で「なにか記事が書けないか」と仕事用のノートにペンを走らせたのが、この記事のはじまりだ。

生きるためではなく「快楽」のために食べる

そもそも食べることで快楽を得られるのは、誰もが体感していることだろう。

甘いものを食べると、ホッとした気分になる。

または、カツ丼にうどんのミニセットのような「炭水化物+炭水化物」の組み合わせを食べると、胃がずっしりして心地よい満腹感が生まれるように。

このように「糖質」が、食べることと快楽を結びつけている張本人なのだが、これには理由があるそうだ。

ご存知の方もおおいだろうが、人類文明初期の人類の”原始人”にとって、糖質は貴重な栄養素だった話は一度くらい耳にしたことがあるだろう。

貴重だった理由は、糖質は脂質やタンパク質とはちがい「体脂肪」として貯蓄でき、食事ができなかったときのエネルギー源として利用できること。

また、糖質を含む食材は、気候や季節に左右されて常に収穫できなかったからだそうだ。

貴重であるからこそ、糖質を食べると本能的に快楽を感じやすくなったのだという。

しかし、原始人がいたころにくらべ、現代の日本ではやすく簡単に糖質が手に入るようになった。

気候や季節に左右されることもなければ、体脂肪としてエネルギー源を貯蓄しなくても、いつでも食事をとることができる。

人間はなにも困ることはないのにも関わらず、なぜ糖質を求めてしまうのだろうか。

もはや「生きるために食べる」のではなく、「快楽を得るために食べる」という矛盾が起きているのだと思う。

もしくは、食べることで快楽を得ることでしか、問題を解決できない人が多いのかもしれない。

それは「原始人」と「現代人」をくらべると、ストレスが増えたのは目にみえて分かるからだ。

ウホウホと生きるために過ごしている原始人(実際はウホウホしていないらしいが、あくまでイメージ)

これは一例にすぎないが、満員電車にゆられ、会社という箱の中で長時間労働をして、また満員電車にゆられて、夜遅くに帰る現代人。

それに加え、人間関係や家庭にも問題があったら、もうストレスで過労死するレベルだろう。

極端ではあるが、「原始人」と「現代人」どちらがストレス過多かは、一目瞭然だ。

夜のスーパーにふらっと行くことがあるのだが、そこでは「ストレス過多」の状態を客観視することができる。

半額品コーナーに群がる、仕事帰りのサラリーマンたち。

カゴの中をチラッとみると、半額品の戦利品、カップ麺、ポテトチップス、コロッケ。おまけにアルコール。

「そんなものを食べて大丈夫なのか」と身体の心配をしたくなるが、わたしは心の中で「お疲れさま」と唱える。

食べることでストレスを解消したくなるのも無理もないだろうと、理解しているからだ。

▲父方の親戚のネコ(推定15〜16歳♀)

会いに行くといつもやる気のない顔をしているが、味わい深くてわたしは好きだ。

「ブサカワ」というやつだろうか。

ネコのように、ストレスなく、自由気ままに毎日すごしたい。

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この記事を書いた人

Seina

Seina

筋トレと美容整形好きWebライター·ブロガー/美容整形でブサイクから生まれ変わった人/運営ブログ【美しくなければ生きていけない/月間6万PV以上】では美容整形、筋トレネタを中心に執筆中。プロフィールの詳細は「こちら」からご覧ください。※今年の2月に顔面骨格の美容整形をうけました

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