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ビフォー・アフター写真掲載原則禁止の件について厚生労働省にメールで問い合わせをしてみたら返事がきた

美容整形の手術費用をどうやって捻出しようか頭を悩ませているseina(@st_0905)です。

先日、こんな記事を書きました。

▼過去記事
〜美容整形のぼやき〜 ビフォーアフター写真の掲載が原則禁止 当ブログの今後の方針について|美しくなければ生きていけない

今年の10/25に、美容整形・美容医療などのビフォー・アフター写真の掲載が原則禁止になると、厚生労働省から発表された件です。

来年6月から本格的にはじまる規則として、あちこちのニュース記事で取り上げられ、ツイッターでも騒がれていました。

当ブログの大テーマは美容整形。

ビフォーアフター写真が載せられなくなるなんて、大打撃!

写真の加工や修正はしていないんだけど、たまったものじゃないよと。

写真の載せ方に決まりはあるのか。どこからがNGで、どこからがOKなのか。

そこらへんの曖昧な部分を知りたかったので、厚生労働省に直接メールをしてみたら、1週間後に返事がきました。

メールで問い合わせをしたらこんな回答がきた

今回の件について、厚生労働省へメールで問い合わせをしました。

問い合わせ内容としては、

「美容整形を取り扱ったサイトを運営している者なんだけど、ビフォーアフター写真の掲載方法について質問したいことがあってメールしたよ」というもの。

(もちろんビジネス風に)

具体的には…

・ビフォーアフター写真は並べなければ掲載しても良いのか?
・術後の経過写真はOKか?
・手術中の写真は掲載しても問題ないか?
・ビフォー写真のみ、またはアフター写真のみの掲載も禁止なの?

などなど、細かい部分が気になりました。

メールを送った1週間後に返信がきたのですが、驚きの回答が!


▲メールの画像

文字が小さいので引用するとこんな感じ↓

医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会”において、術前術後の表示の取扱いを含め、規制の詳細を検討しているところであり、お尋ねについては、回答できません。今後、省令案やガイドライン案を策定し、議論を深めていくことになります。

厚生労働省医政局総務課のメール返信内容より

なんと、ビフォー・アフター写真掲載 原則禁止の規制は、まだ決定事項ではないようです

ニュースやSNSの反響に影響され、決定したものだとばかり思っていました。

一人で勝手に慌てていただけですね。リサーチ不足でお恥ずかしい。

落ち着いてニュース記事を読んでいると、このような説明がありました。

“脱毛や脂肪吸引などの「美容医療」を巡るトラブルが続出する状況を受け、厚生労働省は25日、医療機関のホームページ(HP)などで、患者の手術前と後の写真を掲載することを原則禁止する方針を固めた。今後、省令やガイドラインで詳細を定める。同日開かれた有識者検討会の議論で、おおむね了承された。

引用元:産経ニュース

「ビフォー・アフター写真 掲載原則禁止」になる線はかなり強いですが、

〜方針を固めた。
今後、省令やガイドラインで詳細を定める。
〜おおむね了承された。

というように、断言しきれない表現をしています。

今後どのような方針になるか、具体的な情報は入っていません。

ですが、ビフォーアフター写真と、どのように付き合っていけばいいのか、準備が必要です。

そこで、メールに添付されていた「(第6回)医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」の資料をもとに、

ビフォー・アフター写真はどのように規制されようとしているのか? について、まとめていきたいと思います。

ビフォー・アフター写真の具体的な規制例

ビフォー・アフター写真の規制には、2つの案があがっています。

<案1>
■誘引性のあるものは原則禁止
・ビフォーアフター写真は学会以外のものは禁止

・たとえ虚偽・誇大でない写真でも掲載はNG

・学会などが掲載するビフォーアフター写真はOK

<案2>
■虚偽・誇大なものを禁止する
・加工や修正は虚偽・誇大な表示になるためNG

・一部の症例を取り上げるなども誇大な表示になるためNG

<案1>になった場合は、ビフォーアフター写真の掲載がかなり難しくなるでしょう。

個人的には、<案2>でとどめておいてほしいとろころですが…どうなるのやら。

ウェブサイトの具体的な事例について

その他、ウェブサイトの表記についても、規制がかかる可能性があります。

この点についても、同じく「(第6回)医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」の資料をもとに、まとめていきます。

①ランキングサイト


▲引用元:厚生労働省公式HP 第6回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会の資料より

<医療法上の広告に該当しないケース>
・医療機関とは無関係の第3者が、DPCデータや医療機能情報提供制度により、単純にランキング化しているもの

・誘引性がないため医療法上の広告に該当しない

※医療法上の広告に該当しない場合でも、医療機関のウェブサイトに掲載し、誘引性がある場合は医療法上の広告に該当する

<医療法上の広告に該当するケース>
・医療機関が広告料などの費用を支払った上で掲載依頼する

・その行為に「誘引性」があると認められた場合

②口コミサイト


▲引用元:厚生労働省公式HP 第6回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会の資料より

<医療法上の広告に該当するケース>
・医療機関が広告料などの費用を支払った上で、掲載依頼する

・それにより患者などを誘引する場合、「誘引性」が認められ、医療法上の広告に該当する

③医療情報総合サイト


▲引用元:厚生労働省公式HP 第6回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会の資料より

<医療法上の広告に該当するケース>
・医療機関が広告料などの費用を支払った上で掲載依頼する

・それにより患者などを誘引する場合、「誘引性」が認められ、医療法上の広告に該当する

④SNS


▲引用元:厚生労働省公式HP 第6回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会の資料より

<医療法上の広告に該当するケース>
・医療機関が広告料などの費用を支払った上で掲載依頼する

・その行為に「誘引性」があると認められた場合、医療法上の広告に該当する

・全体的に誘引の意図がある表記は、医療法上の広告に該当する

<医療法上の広告に該当しないケース>
・誘引性のある表示がない場合

・虚偽・誇大の表示がない場合

※ 医療法上の広告に該当しない場合でも、誘引性が認められた場合は医療法上の広告に該当する

⑤アフィリエイト


▲引用元:厚生労働省公式HP 第6回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会の資料より

<医療法上の広告に該当するケース>
・そもそもアフィリエイトとは、医療機関が広告料などの費用を支払って掲載依頼するものであるため、医療法上の広告に該当する

⑥バナー広告・リスティング広告など

▲引用元:厚生労働省公式HP 第6回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会の資料より

<医療法上の広告に該当するケース>
・バナー広告(ウェブページ上に手動で貼りつけるタイプの広告)

<医療法上の広告に該当しないケース>
・リスティング広告(検索エンジンでキーワードで検索した際に、その検索結果に連動して表示されるタイプの広告)

・インフィード広告(Webサイト・アプリのコンテンツとコンテンツの間に表示されるタイプの広告)

資料をみていると、規制がかかる大きなポイントとしては、

・医療機関が広告料などの費用を支払って、掲載依頼をしようとする場合
・誘引性が認められる場合

上記の2つにあるようです。

あくまで検討中なので決定事項ではありませんが、今の時点で言えることは、

「もしかしたら、上記の形で省令案やガイドラインが定められるかもしれない」ということです。

美容系ウェブサイトを運営しているアフィリエイターの方、その他サイト運営をしている方、当ブログを運営しているわたし自身。

心構えはしておいた方がよさそうですね。

仮にビフォーアフター写真の掲載が一切ダメになるなら、つぎの手は動画かな〜と、考えています。

ユーチューバーにはならないけどw

美容外科医のリアルな意見は?

こんなブログを書いていることもあり、ときどき美容外科の先生とお会いします。

録音やメモをとっていなかったのでうる覚えな部分はありますが、今回の件について世間話程度にご意見をうかがってきました。

A医師
 ビフォーアフター写真によって起きたトラブルのほとんどは、ダイエット商品やエステサロンの痩身系の写真だと思います。(例:短期間で激やせした!など)あからさまに加工しているのが分かるものです。こちらとしては、いい営業妨害ですね。

 

B医師
 この問題は毎年のように騒がれています。今回ばかりはどうなるかわからないですね。

 

C医師
学会にあげた写真は掲載していいみたいなのでどんどん学会で取り上げて、それをHPに載せればいいんじゃないでしょうか?どうなるのか私たちにもわかりません。

わたしも今回のビフォーアフター写真の件について知ったときは困惑しました。

美容外科の先生方も、あまり気持ちがいいものではないようでした。

しかし、なるようにしかならないわけですから、省令案・ガイドラインができるまで大人しく待つしかないですね。

まとめ

ビフォーアフター写真の掲載について厚生労働省にメールをしたところ、

「”医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会”において、術前術後の表示の取扱いを含め、規制の詳細を検討しているところであり、お尋ねについては、回答できません。今後、省令案やガイドライン案を策定し、議論を深めていくことになります。」

との回答がありました。

ビフォーアフター写真掲載 原則禁止になる線はかなり強いですが、現時点では検討中とのこと。

今後、具体的な省令案・ガイドライン案を決めていくそう。

また、「(第6回)医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」の資料によると、

ビフォーアフター写真の掲載以外に、ウェブサイト上での表記にも規制がかかる可能性があることでした。

医療法上に該当するケースとして定められようとしているのは、

・医療機関が広告料などの費用を支払って、掲載依頼をしようとする場合
・それにより誘引性が認められる場合

上記の2つがポイントになっているようです。

以上、「ビフォー・アフター写真掲載原則禁止の件について厚生労働省にメールで問い合わせをしたら返事がきた」でした!

追記:2018年3月27日

11/29、厚生労働省から省令案と新ガイドラインが発表されました。

ビフォーアフター写真の掲載については、

法改正の契機や検討会でのご意見も踏まえ、「治療等の内容又は効果について、患者等を誤 認させるおそれがある治療等の前後の写真等の広告をしてはならないこと」を禁止事項として省令に規定する。

引用元:第7回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会/ 省令(案)より

上記をふまえた上で、「詳しい説明をビフォーアフター写真の下部に記載することでOK」との結論になりました。

新ガイドラインの詳細は「第7回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」の資料に記載があります。

詳細を確認しておきたい方は、ぜひご覧ください。

>「第7回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」をチェックする

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